探偵という職業は、名前は耳にすることが多いですが、その実態についてはあまり周知されているとは言い難い職業です。
そのため、悪質な探偵に依頼してしまうと成果は出ないのに費用ばかり支払うことになり、後悔する結果となってしまいます。
では、探偵を選ぶ際にはどのようなことに気を付けて選ぶべきなのでしょうか。
◆ 事業の届け出をしているか
探偵業をするには、管轄の公安に事業の届け出をする必要があり、ちゃんと届け出をしている探偵会社には、事務所やウェブサイトの目立つ所に届出証明書が記載されています。
探偵の業務は届け出をしていなければ違法行為ですから、まずこの証明書とそれに記載されている届出番号を確認しましょう。
◆ 行政指導の有無
探偵の仕事で違法行為をしたりすると、公安委員会から指導が入ります。営業停止や廃止などの行政処分が下され、違反の内容や処分理由、処分機関などが3年間の間警視庁のウェブサイトなどで公表されています。
事前にこの指導の有無を確認しましょう。
◆ 低価格すぎないか
探偵への依頼料というのは、どのような内容でもなかなかの値段となっていて、相場というのも当然あります。
あまりにも低価格過ぎる料金設定の場合、人件費を抑えるために能力の低い調査員が使われていたり、オプションや追加料金が高額な可能性があります。
◆ オフィスや代表者の情報が出ているか
探偵は、個人経営の所が多く、自宅をオフィスとして登録していることも珍しくありません。その場合、オフィスの場所を公表していないこともあります。
何かの理由で連絡を取りたい時に、オフィスの場所もわからないというのはお話になりません。
オフィスを構えられるというのはそれ相応の規模がある探偵事務所ということですから、その辺りも選ぶ基準です。
他にも様々なポイントがありますが、絶対に確認したいものと言えばこの4つです。
これだけでもかなり探偵選びに役立つはずですから、探偵を利用しようと考えているのであれば是非こうしたポイントを抑えておきましょう。